食べる芸術!ワンプレートに寄せられた想いと拘り♪
こんにちは。
Rouge Roppongi です。
フランス料理といえば高価なイメージがあると思います。
しかもお店の立地が六本木から徒歩数分のお店となると、安価に料理を提供するのは至難の業…… 「だからやる意味があるんだ」とチャレンジ精神に満ちた店主は申しています。
当店のメニューは、働き盛りの男性女性にフレンチの魅力を知っていただきたいという想いのもとに考案されています。
どうにか1000円でフレンチを提供できないかと、オーナーが考えに考え抜いた結果出来た料理が……
ランチプレート!
ランチプレートならば、この好立地で、1000円でフレンチを提供できると考えたのです!
実際に私の近所にもランチプレートで沖縄料理を提供しているお店があります。
またRouge Roppongiでは安いだけでなく、インスタ映えするランチプレートというテーマでも提供を考えています☆写真のプレートは試作段階のものですが、すでに映えてます。
ところで皆さんはランチプレートがなぜできたのかご存知ですか?ちなみに私はシェフに聞くまで知りませんでした。そこで今回は、ランチプレートの歴史、そして自宅で作る際の盛り付けのコツもお伝えします♪
ハワイで生まれ育ったランチプレート!
私の大好きな話で、「移民たちの弁当」というストーリーがございます。
ハワイでは昔から移民が集う島でした。 農園で働く人々は、ご家庭の弁当を持って農園に出かけます。
ランチタイムになると、それぞれが思い思いに弁当箱を広げます。 そして気心が知れた労働者たちは、皆それぞれが持ち寄ったプレートにそれぞれの弁当を分け合います。 これがランチプレートの始まりという説です!
とてもほほえましい光景ですね♪
そんなランチプレートですが、日本人の多くは子供の頃に食べたことがあると思います。 そう、「お子様ランチ」という形で!
実はとても身近な存在だったのかもしれませんね♪
ランチプレートは芸術!インスタ映えする盛り付けのコツ♪
シェフやインスタグラマーなど、色々な方から教わった盛り付けのコツを少しだけお伝えします♪
物理的な高さを演出する オニオンリングタワーが分かり易いかと思います。 ハンバーガーとフライドポテト、そしてオニオンリングタワーは色彩はそれほどよくありませんが、立体感で魅せています! そしてハンバーガーなど複数の食材を積み重ねた料理は、バンズをずらすなどして中の食材を見せることも大事だと教わりました♪
余白を意識する フレンチや懐石料理で使用している手法です。 敢えて余白を作ることで、オシャレ感、高級感を出します♪ ソースをお皿に散らして曲線を描いたり、マッシュポテトを下に敷くなどすると更に見栄えが良くなるとのことです!
キャラクターを入れる 子供のお弁当で使う方が多いのではないでしょうか? 子キャラクターを使うと、手間こそかかりますがお祭り感、わくわく感が桁違いです! 子供たちも嫌いなものを食べるようになるかもしれませんね♪
補色を使う メインの色と反対の色をアクセントとして使う手法です。 レタスやキュウリのサラダに載っているプチトマトや、麻辣刀削麺に散らさせてるパクチーなどが補色の役割を担っています☆ 料理を自作するとどうしても茶色が多くなりがちですが、そのような時はハーブをちょっと散らしてみましょう♪
さいごに
いかがでしたか??
ランチプレートは皆の想いの集合であり、食べる芸術でもある素敵な料理です! ただいま当店では銀座星2レストランで修業したシェフが、どんなランチプレートにするかを店主とすり合わせている真っ最中です。
ランチプレートもお皿こそひとつですが、それぞれの料理にはシェフが張り巡らせた想いがあります。
想いを詰め込んだ料理の中に、皆さんの心の琴線に触れる料理が一つでもあれば幸いです♪
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