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【狩猟の秋】山と共に生きる!日本のジビエ♪

遠い昔から続く日本のジビエ文化♪

 

こんにちは。

Rouge Roppongi です。

外は涼しくなり、秋を肌で感じています。

山もお色直しをする季節ですね♪

フランスでは狩猟が解禁され、レストランにジビエ料理が並びます。 以前、「【海外では狩猟の秋!】ジビエ初心者にオススメな肉3選♪」で、初心者にオススメなジビエを紹介しました。

フランスでは毛や羽のついたままの野ウサギ、ライチョウなどがマルシェに並ぶとのこと。 並々ならぬこだわりを感じます♪

一方、日本のジビエはどうでしょうか。

正直私はここ10年ほどで急に流行り出したモノというイメージを持っていました。 ジビエが流通しているスーパーもあるそうですが、実際に商品として並んでいるところを見たことがありません……

しかし実際は、私たちが生まれるずっと前から親しまれています!

今回は、そんな日本のジビエについて少しだけ見ていきましょう♪

1.仏教普及前から存在していたジビエ!

 

実はジビエは仏教が普及する前(聖徳太子が活躍する前)から存在していました。

存在していたといっても今のように嗜好品としてではなく、生活の一部としてです。

ジビエ専門サイト によると、縄文時代から熊やウサギを調理して食べていた痕跡があるとのこと。 稲作がはじまる前は、ジビエが主食だったのでしょうね♪

仏教が普及したのちは、ジビエだけでなく肉食が禁止されます、 仏教には不殺生戒(ふせっしょうかい:生き物を故意に殺してはならない)があるためです。

しかし、実際は禁止されていても食べていたようです笑 江戸時代にはジビエを扱う専門店があったとのことですので、肉食の禁止はあまり厳しくなかったのでしょうか。

他国からジビエを輸入するようになったのは1990年からです。 また、観光客向けの料理にジビエを使用するようになりました。

ここでジビエの存在は、「生活の一部」から「嗜好品」となりました。

ジビエの始まりは昔ですが、「ジビエ」として認識されるようになったのは明治時代以降だったのですね♪

2.有害鳥獣駆除で手に入れた肉をジビエに♪

 

近年では野生動物による農作物の被害が深刻です。 野生生物は猟師によって捕獲されますが、その多くは埋められているそうです。

市場に供給するには、不安定な要素(供給の数、個体の年齢、下処理のタイミング、方法など)が多すぎるという事もビジネスに活かしにくい要因とのこと。

そこで近年では捕獲した野生生物をジビエとして利用する動きが生まれています!

私の知る限りでは、長野県や山梨県に加工処理施設があります。 余談ですが、山梨県の加工処理施設が故郷ととても近かったので驚きました(笑)

今後は猟師、加工処理施設、レストランの連携でジビエが更に普及されると良いですね♪

おわりに

 

いかがでしたか?

フランスでは既に一般的にジビエが普及しています。 肉だけでなく、皮や毛も衣類、小物に使っているそうですね。

日本ではジビエの普及ははまだまだこれからです。 Rouge Roppongi でも皆様に極上のジビエを届けられるよう、誠心誠意努力いたします! 要望がございましたら、ご気軽にスタッフへお声がけくださいね♪

皆様のご来店、心よりお待ちしております♪

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