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【ブドウ畑が命!】産地から見るワイン!ブルゴーニュ編♪

更新日:2月18日

歴史と香り高さがリンクしたブルゴーニュのワイン♪

 

こんにちは。

Rouge Roppongi です。

秋は美味しい者が盛りだくさんですね!

魚介類やジビエ、キノコ、そして甘い果物も実をつけます。 ハロウィンということで、カボチャのスイーツを提供しているカフェも多いです♪

そしてフレンチのお供と言えば……

ワイン!

レストランによってはワインありきで考えられている料理もあるそうです。 フレンチとワインは切っても切り離せない存在なのです!

余談ですが、オーナーのご自宅のキッチンにはお酒の瓶が綺麗に並べられています。 ワインやウィスキー、日本酒などの瓶がずらりと並んでおり、見ているだけで楽しくなってしまいます笑

ワインは産地によって特徴があります。 そして、辿ってきた道筋も異なります。

今回は、ボルドーと並んで歴史の深い「ブルゴーニュ」のワインについて触れます♪

修道院によって育てられたブルゴーニュのワイン♪

 

ブルゴーニュでは野生のブドウを利用し始めたのは5世紀ごろとのことです。 6世紀ごろには修道院の手に渡っていたそうです。 そして8世紀にはすでにブルゴーニュのワインの品質が高いことが認められ、産業として発達しました!

こんなに昔からブルゴーニュは高品質なワインの産地として認知されていたのですね♪

ブルゴーニュはブルゴーニュ公国という国でしたが、15世紀にフランス王国に敗れました。 このとき、ブルゴーニュのワインの品質の高さに気付いた貴族たちがこぞってブドウ畑をもつようになります。

その後1789年のフランス革命で、ブドウ畑は国庫に没収されます。 没収されたブドウ畑は競売にかけられ、商人や名士の手に渡ります。

しかし更にその後、ブドウの病気と2度にわたる戦争の影響により、ブドウ畑は売りに出されます。

売られたブドウ畑は、ブドウ畑で畑仕事からワイン造りまでを行っていた生産者の手に渡りました。 これが現在の「ドメーヌ」の原型と言われております。

ブドウ栽培からマーケティングまで自身で行うドメーヌ♪

 

ではドメーヌとは一体何なのでしょうか??

ドメーヌとは、ブドウ栽培からワイン醸造。瓶詰めまでを行うワイナリーの事です!

ドメーヌが誕生した背景には前述の歴史と、ネゴシアン制度が大きく関わっています。 ネゴシアンとはその名の通り商人なのですが、ワインを買い上げて瓶詰めから先の作業を行う商人の事です。 瓶詰め後はワインを飲み頃になるまで保管し、需要を見極めて世に出します。

しかし生産者の考える高品質と世間の需要が必ずしも一致するとは限りません。 そこで生産者はネゴシアンと決別して自身で瓶詰めし、一部のマーケティングも行うようになりました!

これがドメーヌの始まりです♪

とはいえ、ネゴシアンもその土地の事を熟知したうえで各ワイナリーのワインを混ぜ合わせ、その土地を表現し、かつ安価にワインを世に出しています。

信念が違うというだけで、どちらにもそれぞれ良さがあるのですね♪

ブドウの紅白!ピノ・ノワールとシャルドネ♪

 

では、なぜブルゴーニュでは単一品種に拘るのでしょうか?

これは「良いブドウはその畑を最大限に表現するものであるべきだ」という考えが根底にあります。

6世紀にブドウ畑をシトー会の修道院が管理していた際に、修道僧が研究の結果辿り着いた結論です!

ブドウが大地の表現者…… とても素敵な考えです♪

その考えに適したブドウの品種は、土地の影響を受けやすいもの、かつ品種には個性が少ないものなのです。 その結果選ばれた品種が、ピノ・ノワールとシャルドネだそうです♪

因みに前述のブルゴーニュ公国の初代公王、フィリップ・ル・アルディは、ガメイ種を引き抜き、ピノ・ノワールを植えるよう奨励したそうです!

ピノ・ノワールとはそれほどまでに人を魅了するブドウなのですね♪

さいごに

 


いかがでしたか??

今回はほんの一部でしたが、それでもワインに対するブルゴーニュの想いがひしひしと伝わってきました……!

当店では銀座星2レストランのシェフが腕を振るって料理をしています。 そして安価に良いものを提供することをモットーに、メニューを考えております。

料理に合うワインも取り揃えますので、ご期待ください♪

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